更新日:2017年01月12日
【 「品質トラブルを減少させる」支援活動 】


トラック運送とフェリーを運営されている会社様の
「品質トラブルを減少させる」支援活動です。

離島の1か所の現場を見せていただき、その現場で
働いている方へのヒヤリングをしました。

積地(本州)と卸地(離島)とのコミュケーション不足、連絡不十分な内容も多くありました。
「商品」がその日積んでみないと分からないことと、
ギリギリになって追加の「商品」や「車」があったりすることも一つの課題です。

もう一つは、出発が夜中であり、受け入れ側も1か所は夜中の2時からで、
2カ所目は5時となり、積地側の情報が卸側ではまだ出勤していない段取りとなっています。

船の到着時に出勤をし、情報を確認しますが、
すでに船が到着していますので、船内を開けてみて、
今日はこんな「商品」「車」の状況を確認します。

情報連絡の話は出来ない(深夜)状況ですので、
どうしてもFAXになり、出勤して初めてわかる情報を把握するのも課題です。
作業も深夜の暗い作業現場であり、その状況が「品質トラブル」の要因になっています。

様々な取り巻く環境や要因がありますが、全員で「知恵」を出し合って対策を打てば改善策はあります。
定期的に関係者が集まり、事故トラブルの要因の対策を毎月話し、
決まり事を実行する方向で進んでいます。

「品質事故トラブル」は作業をしている限り発生しますが、
「継続して改善を続ける」「言い続ける」しかありません。
作業をする人が改善する気持ちがあるので、必ず事故は減少しますので、支援をします。