物流人材育成


安全・品質トラブル解消


・ 安全事故「ゼロ」目標推進

・ 品質事故「ゼロ」目標推進安全(交通事故・作業事故)品質(商品事故)について

・ まず、事故がなくなる「ゼロ」は無理であり、人は必ず「ミス」をすることから考える必要がある。

・ 「ミス」を減らす方法からスタートする。

・ その為に、今、起こったことを分析する。

 「いつ」「どこで」「なにが」「起こった」「結果どうなった」のデータを用意する。

・ 大事な点は、「事実」だけが必要であり、その為のトラックに用意してある設備からの情報を確認する。(デジタコ・ドライブレコーダー他等)

・ 追突なら前の車との距離、スピードであり、「うっかり」「止まっていると思わなかった」など想像は不要。

・ 事実は前を見ていなかっただけであり、「なぜ前を見ないで運転しているか」が問題。

・ 管理者が、最初から「このドライバーはダメだ」の先入観で判断して、

 内容をよく聞かず、管理者の判断で結論を導くケースが多いのでは?

・ きれいな「事故報告書」を作成するのが目的になっているのではないか?

・ ヒヤリング結果と分析結果から、「重要度」「緊急度」「当該者ができること」「当該者ができないこと」の採点をつける。

・ 例えば、上期で10件の交通事故、12件の商品事故が発生するとして、

 その中で交通事故「バック事故5件」「追突3件」「・・・で2件」とする。

・ そのうち、「バック事故」を減らしたいとするなら、その「バック事故」を更に細かく「原因」を「分析」をする。

・ 「対策」として、必ず降りて「目視」で確認をする「対策」とするならば、ドライバー全員に文書と口頭で「必ず降りて自分の目で確認する」と決める。

・それで、会社の「ルール」が決まり、雨でも夜でも急いでいても「降りて自分の目で確認する」

・「ルール」が定着すると、それを作業標準とする。

・その積み重ねだけが「事故」を減らせる道であり、するべきことの数が1,000個あっても、会社が存続するなら、対策を1個ずつ積み重ね、かつその活動をやめることなく、継続するしか方法はない。

・管理者があきらめずに、根気よく「言い続ける」「活動し続ける」のが管理者の仕事であり、それ以外の仕事はない。

・管理者でよく言うのが、「いいました」「していると思います」が最悪の管理者で、必ず自分の「言葉」「目」で確かめて「確かにしていました」が大事なポイント。