更新日:2017年03月24日
【「離職率」について、意見交換】



顧問先のトラック運送会社さんで、
当初は「人事制度」の打ち合わせを予定していましたが、
退職者が増加し現場が回っていないことで
人事制度にも関係がある「離職率」について、
緊急かつ重要であると思いメンバーに意見交換をしました。

離職者の
Aさんは「今後を考えた時に年齢的にも今しか転職できない」
Bさんは「〇〇の現場の仕事がいやだ」

背景にあるのは、何があるのかブレーンストーミング的に意見交換をした。
・会社給与面、ある意味「同一賃金、同一労働」年齢に関係なく同じ日給である。
・毎日夜勤だけの仕事にいやになったのではないか。
・Bさんは辞めると言ったのは3回目。

〇〇企業さんの仕事の段取りが悪い。
夜勤業務を希望する人がいないので、
特定の人が継続して夜勤勤務をしている。

対策案として(できる・できないは別にして)
ブレーンストーミング的な意見交換。
・週休3日制。
・残業なし。
・日曜日休みにする。
(但し、3人だけは休めなかった、若い人はお金より休みを優先する)
・会社カレンダーは、123日(?)「土曜日・日曜日休み」
「夏7日~10日」「正月7日~10日」「ゴールデン7日」だが、
現実には休みが取れていない。
・休みが取れるように人数を増やす。
・アルバイト・パート増やす。
・シニア人材雇用。
・障がい者雇用。
・女性社員を増やす。
・離職対策には、コミュニケーションをもっと取る。
(今も機会があればコミュニケーションに努めている)

1年に1回以上、上司と部下が真剣に話をする場面は必要。
離職もコミュニケーション不足が影響していると思われる。

質問には「クローズ」「オープン」があります。
聴くスキルは「オープン」が基本です。
「他責」と「自責」について
「他責」とは、例えば「〇〇企業さんの作業場所が狭いから…できない」
「〇〇企業さんの仕事の段取りが…だから」
この考え方でスタートするといつまでも悪い状況を改善できません。
「他責」では思考が止まり、いつもでも「〇〇企業さんが…悪い」になります。
「ダメ・否定・無理」の意見を100個並べても何も解決しません。
「自責」とは、まず自分達で考えられることを「考え」「トライ」することです。

「傾聴スキル」を次回4月21日(予定)に練習します。

管理者は「問題があるから」存在します。
問題のない職場なら「管理者」は不要です。
難しい問題山積ですが、改善策は必ずあります。
改善活動を継続することが必要です。