物流あれこれ

2021年10月18日

トラックドライバーに必要な安全教育

「貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」から
貨物運送事業者はトラックドライバーに対して安全教育をしなければならないとされています。

平成29年3月12日の免許制度改正(準中型免許創設)により、12項目の教育をする必要があります。

もし、事業者がトラックドライバーに対しての指導・監督を怠った場合、
車両停止処分などの行政処分基準が定められています。

トラックドライバーの仕事は、地理的、気象条件、公道を走ることから高度な判断が求められています。

また、トラックの大きさ・長さ・高さなど車体を運転することと、
公道を自家用車・二輪車・歩行者と同じ道路を走行することで、
トラック運転について高度な能力が必要です。

更に、トラック特有の死角・内輪差・オーバーハング・荷物の積載により
停止距離・車間距離の取り方・タイヤの空気圧などによる危険性を理解する必要もあります。